子育てならぬスプーン育てに、余念がない毎日です。
日常に有り得るいろんな状況を我が家のスプーンで試しております。
今日は、「カレーを食べる」に挑戦してみました。
使用したのは、けやきと桜の二種類。
食後、1時間ほどそのままの状態で置いておいてから洗いました。
どちらも白っぽい部所だったのですが、結果はそんなに目立っては変わらず。
でも少し、「そう言われるとカレー色が着いてる?」といった程度です。
でもこれは、何回か使ううちまったく分からなくなってしまうだろうなといった感じです。
もちろん、そのまま2,3日置いておくとか、水に漬けたまま数日の放置となると、
木のスプーンは確実に色が変わったりするとは思います。
こう書いてしまうと、木のスプーンは扱いが面倒だとか、傷が付きやすいのではないかとか思われてしまうかもしれません。
いやいや。
僕は冒頭の言葉通りと思っております。
子育てならぬスプーン育てです。
手がかかる子ほどかわいい。
と、言うわけです。
年月が経つほど、飴色に変化していく1本の木のスプーンを育てながら、
10年20年といっしょに生活していくのも楽しいんじゃないかと思います。
木の種類によっても印象は全然違います。
形も自由自在に変えられる木だからこそ、既製品の「おしなべて同じ形」とは違った、自分だけのモノを持つことが出来るような気がします。
下の写真の左から1つ目と2つ目が、今回のカレー実験に使われたけやきと桜です。
サイズからするとコーヒースプーン的な大きさですが、カレーも大丈夫です。
実はスープ類もこれで食べてたりします。