ムンバイ空港は近代的でお洒落だと聞いていましたが、確かにそうでした。雨の多い街なので、空港を出た待ち合わせの場所は広く大きな屋根が。
車に乗り街を走り始めると、年代物でとても古く、そして修理の行き届いていない建物がかなり目に付きます。
アジア最大(世界第2位)のスラム街ダラヴィです。
増築に次ぐ増築、壁や窓やドアは、どこかで工面して来た物をはめ込んでいて、一見カラフルです。屋根や壁にブルーシートを使っている箇所も随所にあり、コンクリートの灰色とブルーシートの青が基本色に思えました。
スラム街を抜け、インドで最高級のホテルタージマハルホテルへ。数々の著名人が利用してきた由緒あるホテルで観光名所としても有名です。
ホテル内を少し探索した後、インド門の見えるラウンジでコーヒーとラッシーを注文。
アラビア海を眺めていると、さっきのスラム街の喧騒が何か映画でも見て来たかのような感覚で思い出されます。
今回宿泊したホテルは入り組んだ湾に面して建てられており、目の前にアラビア海がありました。海の向こうには高層ビル群がそびえています。
ムンバイの街はイギリスの植民地時代に建てられた建物が多く残っており、眼を見張るような建造物が今も使用されています。それがまたインドの環境と融和されて大変興味深いです。
雨の街で時期的にもモンスーン(雨季)、アラビア海は青い海とは言い難いミルクコーヒー色。空も海も建物も、淡い水彩画のような印象を受けました。
ムンバイ空港。
このような屋根がかなりの範囲張り巡らされています。
ダラヴィ地区の壺屋。
家一軒に5家族ぐらいが住んでいるそうです。
タージマハルホテルのシーラウンジから眺めたインド門とアラビア海。